こあらルーム【防災ママと一緒に考える「乳幼児のいる家庭の防災について」】
こあらルーム
【防災ママと一緒に考える「乳幼児のいる家庭の防災について」】
9月は防災月間
毎年、9月の第1日曜日には地域で防災訓練をされているところも多いのではないでしょうか。
備えておいて損することはありません。
避難所の確認やハザードマップの再確認なども
この機会におこなうと、身近な方々とも『地域防災』について、
話し合うことができるかもしれませんね(^^)
白州保育園・西部こども園の子育て支援センター[こあらルーム]にて
北杜市内を中心に家庭の防災について学び、啓発などの活動をされている、
防災ママ@北杜のみなさんによる
【乳幼児のいる家庭の防災】についてのイベントがおこなわれました。
まずはじめに、非常食の試食を実践もふまえておこなってくださいました。
試食品の内容は、防災ママのみなさんが実際に試食したもので
「これなら親子でおいしく食べられそう!」というおススメのものを準備。
早速、親子で試食準備に取り掛かります★
非常食の実物を食べる以前に、見るの初めての方が多いように感じました。
まずは、アルファ化米というご飯を手に取り、防災ママの説明に沿って作ってみます(*^-^*)
ごはんを乾燥させたもので保存期間が長く、水やお湯などの口にできる水分を
容器内のここまで線―――まで入れ、既定の時間置いておきます。
これでほんとにごはんができるのか?
みなさん少し不安を残しつつ...(笑)次の作業へ!
今度は、火気を使わなくても缶詰や先ほどお水を入れたアルファ化米などを
温めて少しでもおいしくいただける工夫をしていきます。
ヒートパックというもので、専用の袋の中に水分に反応する発熱剤、
温めたいものを入れて、最後に発熱剤が入っていた袋を使って、
必要分のお水を入れます。
発熱剤はすぐに反応し、ジュワ~という音と共に袋から湯気が噴出してきます。
みなさん『おおっ!』となかなか良い反応( *´艸`)
子どもたちは気になって触りたくなる子もいましたので、使用する際は気をつけてくださいね。
こちらも15~20分ほど、温まり熱が落ち着くまで待ちます。
非常食ってすぐに食べれたりするイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、
案外時間がかかるものもあります。
知らないで買うと、「これ作るのに時間めっちゃかかるじゃん!」と
びっくりすることもあるかもしれません。
非常時の時こそ、「おなかすいた~おなかすいた~」とお子さんが激しく駄々をこねるかもしれません、
様々なライフラインがストップして、いつも以上に作る手間がかかる。
様々なことを想定して、食事までの時間に余裕を持って取り掛かるなどの工夫が必要だということがわかりました。
それでも、すぐに食べたい子どもへ与えられるものを準備しておくのも一つですね★
そこで、防災ママさんがご紹介してくださったのは、“パンの缶詰”です(^^)
名前の通り、缶詰の中にパンが入っており、そのまま食べることができるそうです☆
家族で食べるときは、ちぎりながらでもいただけますが、
もし、避難所などで複数名で分けなければいけない時、
何も考えずに切って取り分けてしまいそうですが、、、
非常事態だからこそ!
素手ではなく包装紙を使って衛星面の確保をしたり
パンの中心部が均等にいきわたるように切り分け方に配慮したりと
気を配らなければいけないそうです。
実際に防災ママさんがデモンストレーションしてくださり、
参加のママさんもチャレンジ★
「包丁とかなくても缶詰のふたを使ってできるんだね」と感心されていました。
子どもたちは、早く食べたくて仕方ない様子(*´ω`*)笑
や~っと食べることができて、お味はどうかな?
無言で、どんどん口へとパンが運ばれます(^^)
おいしかったんだね~(^^♪
ママさんたちも「えぇ!こんなにおいしいんだね!」と驚いた様子でした。
「普通におやつでも食べられそう!」と大好評★★
一つ、家庭の備蓄が増えそうですね!
次に、今話題の液体ミルクの試飲をしました。
みんなで少しづつ。
子どもたちは、一気飲み!?とっても美味しいようで次から次へと子どもたちが、
「いれて~~~!」と空のコップを渡していました(笑)
まだ、おっぱいミルクの赤ちゃんもママが少し与えていました。
スプーンでいつもと飲み心地は違ったかもしれませんが、
嫌がることなく上手に味見をしていました(*^-^*)
いろいろとそろえる前にまず試食。
子どもたちが食べられるか、味は濃くないだろうか、固くないだろうかなど
大人もしっかり把握したものを揃えておくことができると、
いざという時、ちゃんと活用することができますね(^^)
そうこうしている間に、アルファ化米のご飯ができたようです。
「こんなに膨らむんだね~」「量もたくさんありそう」
出来上がりの様子をみんなで回し見しながら、一口ずつ味見をしていきます。
子どもたちの月齢によって、
味ご飯やおかゆ風ご飯などその子に合った食べ方で試食をされていました。
「これは食べられるけど、こっちは嫌みたい、、、」
やはり、お子様によって好みは全然違うようです(^^)
ママさん達も
「冷たいものより、温かいほうが食べやすい!」など、
どんな工夫をすればおいしく食べられるかのヒントを得てるようでした(*^▽^*)
最後は、満面の「おいしい!!」の笑顔がでたみかんゼリーを食べておしまい★
『大変な時だからこそ、おいしいものを食べて安心感を得たり、気持ちを高めることができる』
みかんゼリーを提案してくださった防災ママさんが話してくださいました。
非常食、防災食と聞くと、おいしくないイメージだったり、
我慢しても食べるものという印象の方もいらっしゃると思いますが、
少し角度を変えて考えてみると、
賞味期限だけの問題でいつも食べていたレトルト食品は、例外と思っていたけど
期限が切れる前に食べて、また買い足して常備しておくと
それは立派な非常食★★
そういった備蓄の仕方もあると教えてくださいました(*^-^*)
今回の試食会で、提案していただいたものはあくまで参考に。
ぜひ、これを機に備蓄の見直しや家庭での防災について
改めて一緒に考えられたらいいな~と最後に防災ママさんよりお話がありました★
こあらルームでは、9月いっぱいまで
防災ママ@北杜オリジナルのパーソナルカード作りができるそうです。
パーソナルカードってなに?どうやってつくるの?と、
少しでも興味が湧いた方は、ぜひこあらルームへお問い合わせください♪
防災・減災は、まず家庭の見直しから。
地震?津波?増水?
うちには関係ないな~
ではなく、
被害や不安感が最小限で済むように、日頃からみんなで一緒に考えましょう!!
早速、家に帰って懐中電灯の場所や電池の再確認してみます!!(*'▽')
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