困った時の...『病児病後児保育園』
5月10日(木)
困った時の...『病児病後児保育園』
北杜市では、働きながら子育てを行なう家庭への支援の一つとして平成28年度途中から市内に《病児病後児保育園》が開設されました。
場所は、長坂町にある<長坂保育園秋田分園>。同施設は、ファミリーサポートセンターとしても活用されています。
秋田分園は、長坂町秋田郵便局の交差点を八ヶ岳方面へ進むと右側に見えてきます。
数年前まで現役の保育園として、子ども達の元気な声が行き交う場所でもありましたが、少子化により現在休園中です。
しかし、裏手には田んぼが広がりとってものどかで、気持ちよく過ごせる環境にあるので子育て支援にもってこいの場所だと感じています(*^^*)
駐車場から正面入り口を開けると、、、『わぁ!!かわいい飾りがい~っぱい(≧▽≦)』
ワクワクした気分で子ども達が入りやすいようにたくさんの装飾がされており、廊下手前には職員室やファミサポで使用される遊び場もあります。
正面入り口からは、廊下を進んで突き当りを右へ行くと病児病後児のお部屋となっています。
施設内でも病児で使用される部分には仕切り戸が設置されているので病児利用者もそうでない人も安心して利用することができますね(^^)
秋田分園の中でも病児病後児保育園として活用されているのは真ん中の2部屋。出入りは基本園庭からとなります。
室内は、先生やスタッフの机が並んだり、その背面には室内トイレもありますので体調を崩している子ども達にもやさしいですね(*´ω`)
小さなジャングルジム&ブランコも設置されていて、室内でも楽しく過ごしてもらえるように工夫されています。
取材日には、お一人のお子様をお預かりしていました。
保育園に通っている男の子で、感染のピークを越えてからの利用ということです。
さてここで、この病児病後児保育園利用について説明していきます(^^)
《病児病後児を利用できる年齢や地域は、、、?》
●生後6か月から小学校6年生までのお子様
●今年度4月から、山梨県全域での病児病後児の広域利用が始まりました!!
《受け入れてもらえる病気は、、、?》
●病気のピーク(高熱・下痢・嘔吐など)が過ぎ、急変のおそれがないお子さまや、やけど、骨折などで家庭で静養が必要なお子さまを受け入れます。
※感染予防のため、感染力の強い病気で、登園・登校停止の対象となる期間は受け入れできません。
感染症の感染レベルは、お医者さんが判断して、預かり可能な場合のみ連絡票を記載してくださいます。
利用時間や料金などの詳しい内容については以下のページをご覧ください↓↓
やまねっと 病児病後児保育園
治りかけなのか、お鼻がまだジュルジュルの状態でお咳も少しゼコゼコしているようでしたが
お熱もなく、ご機嫌に先生方と遊んでいます(´▽`)
通常一日4名までのお預かりが可能で、受け入れの人数によってスタッフの数も変わってきます。
基本は、2名体制で専属の保育士さんと、保健師さんか看護師さんのどちらかの方とペアとなってお預かりしています(*^^*)
特に看護師さん、保健師さんは体調の変化に気を付けて、常に細かく様子をチェックしてくださっているそうです!
保育士の先生は、『家庭のような雰囲気でゆっくり休める環境にしてあげたい』と一人一人の健康状態に合わせて遊び方や1日の過ごし方を臨機応変に対応できるように心がけているとお話してくださいました(^^)
体をいっぱい使って遊ばせてあげたいところだけど、積み木など座ってゆっくり楽しめる遊びで少しでも安静に...
今までお預かりした子ども達は、体力が回復しきれてない子が多くお昼寝もたっぷりめだそうです。
親御さんからも『寝れたらゆっくり寝かしてやってください』とご要望されることも!
そういった、子どものその時のリズムに合わせた預かりが可能なのは、病児病後児保育園ならではですね(´▽`)
午前中元気に遊んでいた男の子も、【ごはん】の時間です(^^)/
お昼は、お弁当を持参してお預かりしています。
お片付けの後、テーブルの除菌や手洗いの徹底をして清潔な環境を整えて、『いただきます!!』
待ってました(≧▽≦)パクパク、パクパク!!
スタッフも一緒に食べるので、一人寂しくなくて嬉しそう(*^^*)
食べた後は、お薬タイム(;'∀')
看護師さんが飲みやすくなるように工夫をしてくれて、『さぁ、甘いやつだよ~』と誘い文句、、、
わっ!!かしこいね!!!(∩´∀`)∩
しっかり飲むことができたようです★
薬が嫌いな子も多いことがわかっている看護師さんだからこそ、『こうすると飲みやすい』引き出しを持ってらっしゃいました。
さて、ご飯が食べ終わるとお昼寝の準備です。
お弁当を片付けて、布団をひいて、お部屋を暗くして、、、
先生が絵本を読んでくださいます。
まだ全回復していない中、たくさん遊んで過ごして疲れたよね。
無事に静かに寝入ることができたそうです(*´ω`)
午前中は比較的元気に過ごして、午後から発熱などすることが子どもは多いですよね(;_:)
寝てる間も、近くでスタッフが必ず変化がないかをチェックしてくださっているので安心ですね。
それでも気になること↓
《万が一、急変したりお熱が高くなってきたりした場合は、、、?》
まずは、保護者の方へ連絡がいきます。対応に時間を要する場合などは、指定の医療機関にスタッフが連れていくような流れとなるそうです。
すぐにお迎えに来ていただけた場合でも、『様子によってはお医者さんに診てもらってね』と声をかけてくださります。
急を要する病状の変化については、救急車により対応をするとのことです。
病児病後児の様子が少しでも伝わりましたでしょうか??
スタッフのみなさんは、子どもが安静に心地よく過ごせる場所、親御さんが安心してお預かりできる場所になるように心がけてくださっています。
まずは、事前の登録だけでもおこなっているとその後の流れもスムーズだと思います(*^^*)
ぜひ、やまねっとで詳細をご覧ください(^^)/
●ご利用の流れ●
①利用登録 事前に登録をしておいてください。
※登録用紙は病児病後児保育園、子育て政策課、各総合支所、《やまねっと》よりダウンロード
②発病した時 医療機関へ受診してください。
※お預かりには、病状のピーク時を過ぎて医師の判断が下りることが必要です。
③医師に利用連絡票を記載してもらう。
④病児病後児保育園に連絡して予約をします。
・当日、午後からの利用の場合は午前10時までに保育園までご連絡ください。
・利用日前日は、午後16時30分までに連絡ください。
⑤利用当日、持ち物を用意し、予約時間に合わせて登園ください。
⑥利用料金は、後日郵送された納付書で期日までにお支払いください。
ブログ内で気になった情報などありましたら、
お気軽に下記までご連絡くださいっ(^^♪
ネウボラ推進課 tel:0551‐42‐1401
ママ記者ブログ担当*ひらいで*