こあらルーム【兼重先生との座談会】
3月6日(水)
こあらルーム【兼重先生との座談会】
白州保育園・西部こども園の
子育て支援センター[こあらルーム]にて
発達臨床心理士の兼重珪亜子先生との座談会が開催されました(^^)
兼重先生は、幼児と親のためのグループ指導教室【ぶんぶぎ】を
長坂町秋田分園内でおこなってくださっています。
【ぶんぶぎ】では、個別療育支援として小グループ生活の中で、
親子のどうすればいいのだろう?に寄り添って個別指導をおこなっています。
この日は、こあらルームを利用する親子との座談会。
まずは、ひとりひとりのお話を聞いていきます。
兄弟、姉妹を持つ方に多いお悩み
『下の子の面倒を見ていると、上の子が悪さをしたり、大袈裟なことをする。
気を引きたいがためだろうけど、ついつい怒っちゃうし、どうすればいいのかわからない。』
そうなんだよね。と共感される方も多いのではないでしょうか?
兼重先生は、
「お母さんだって人間なんだから、怒ることだってあるわよね!」と。
「ただ、手を出すことは絶対やめたほうがいい。
ついつい怒っちゃう中でも、手をあげてしまうと癖になって繰り返してしまいエスカレートすることもあるから」
怒りがてっぺんに到達すると『う~ん(-"-)』とため込んでたものが爆発しそうな気持ち。。。
よくわかります(;^ω^)
「ぐっとこらえて、まずはお子さんがどうしていたずらをしたのか、
怒ってしまう前に一度耳を傾けてあげてください。」とおっしゃられていました。
ママさん方も、“うん、うん”と頷きながら落とし込んでいるような気がしました。
何事も完璧にはできないですもんね。
親が抱える悩みは、理屈ではわからない、うまく言葉でも伝えきれないことが多いそうです。
例えばママが「今日はやけにイライラしてる」感を出してるからって、
パパが「なんでそんなにイライラしてるの?!ちょっとお茶こぼしただけじゃないか。」とぽろっというと、
きっとママは「今現在怒ったことが原因でこんなにイライラしてるんじゃないのよ。」の気分の時もあるはず。
今日一日、もしくはここ最近ず~っと積み重なってきたものに耐えられなくなったかもしれないけど、
どこからどう説明していいのか、整理しきれない感情的なものもあるからこそ言葉ではうまく伝えきれない。
「なんでわかってくれないかな。」になっちゃうんですよね。
いつもと違ったイライラ感を出してるときは、「どうしたの?大丈夫?」との声掛けでふと胸の締め付けを
緩めてあげられるかもしれませんね。
それはきっとパパにも、もちろんお子さんにも同じように寄り添ってあげられるはず♪
「子にとって母親の存在が大きく、
母親にとって父親であるご主人の存在って大きいだよ。」と兼重先生がおっしゃられていました。
パパにも日頃からいろんな話を共有できて、コミュニケーションがとれていれば、
子育ての悩みなども少し分け合うことができるのかもしれませんね。
そのほかにも、
「子どもが片付けをなかなかしなくて、、、」
「一日の生活リズムってどうとればいいの、、、」などいろんな悩みを
その場にいたみんなで考えたり、話したりしました(*^-^*)
片付けは、最初から最後までは難しいから
大人が8割がた頑張って一緒にやって、最後の2,3を子どもにやらせてあげると、
達成感も持てて、こんなにきれいになった!!と次も頑張る気になるそうです(^^)
大人は陰の立役者‼‼(笑)子どもたちの動きに合わせてよい方向へと知らぬ間に進めて、持ち上げて、ほめてあげる★
自信を持たせてあげることが大切なんですね(*^▽^*)
そして、3歳過ぎたら人として認めてあげることもとっても大切だとおっしゃられていました。
だんだん自分でできることも増えて、いろんなお手伝いもしたくなります。
子どもから「やりたい!」といえば、こちらからは「じゃあ、〇〇お願いします!」と、
“お願い”をすると良いそうです(^^♪
確かに気持ちよく事が進みそうですよね(*'▽')
100人の親がいれば100通りの育て方があるけど、
100人の親に200人の子どもがいれば200通りのふれあい方があります。
同じ親の子どもでも、同じ子が2人、3人といるわけではないですもんね‼
兼重先生のお話を聞いていると、
「なるほどな~」「あぁ、あんまり考えたことなかったな~」と、
改めて自分の子育てなどを振り返る機会となりました。
なかなか自分から行動しないと、こうした専門的な先生方とお話する機会がない中で、
身近な子育て支援センターなどで気軽な座談会に参加できることはとても助かりますよね(^^)
またぜひこういったイベントなどあれば、参加してみてください。
「特に悩みなんてないな(';')」という方でも、その場でいろんな話を聞いたりしているうちに、
話したい事など出てくるかもしれませんし、自分の“気づき”にもなるかもしれませんね(*^-^*)
ブログ内で気になった情報などありましたら、
お気軽に下記までご連絡くださいっ(^^♪
ネウボラ推進課 tel:0551‐42‐1401
ママ記者ブログ担当*ひらいで*