「山が呼んでいる」と踏み出した
大学卒業後、大手旅行代理店で働いていましたが、山への気持ちが抑えられなくなり「山が呼んでいるんです」と告げて2年で退社しました。
その後さまざまな縁でつながり、2001年から北杜市で暮らすようになったんです。
現在はネイチャーガイドとしてスノーシューやカヤックなどのアクティビティを私も一緒に楽しみながら自然の魅力を伝えています。
もちろん緊張感のある仕事ですが、自分が一番あるべき姿で糧を得られています。
自分の望みをどこで叶えるかはその人の決断次第だと思いますが、私にとっては北杜市がベストです。
家族とともに自然を享受する暮らし
ここに来て良かったのは「積極的なひきこもり」になれるとこ(笑)。窓から外を見ているだけで十分心地いいんです。
とくに冬、温かな部屋からのんびり雪景色を眺めるのが最高ですね。
子育て環境もいいと感じています。
教育環境の選択肢も多く、程よく田舎でありながら都会の文化にも触れやすいアクセスの良さもあります。
そして何より目の前に大自然が広がっているのが魅力。
週間天気予報じゃなく、明日の天気次第で山の計画も立てられます。
子どもはフィールドがあれば勝手に遊び、スキルを学んでいきます。
私も小学生の子どもが2人いますが、彼らにしてあげたいと思ったことが実現できていますし、家族で楽しみを共有できるのも嬉しいですね。
人生のプライオリティを考えてみる
もし移住を検討しているなら、人生のプライオリティを考えてみて欲しい。
そして直感的に「ここが好きだ!ここに住みたい!」と思って来た人が、自分のアンテナを伸ばして何かをつかみ定着して行けるんじゃないかと思います。
まずはコワーキングスペースをひとつのツールとして活用してみるのも良いきっかけづくりになりそうですね。
気持ちいい自分の立ち位置を自然の中や人の中に見つけるために、まずは足を進めてみてください。
インタビュー動画