人・農地プラン
人・農地プランとは
人・農地プランとは、農業者が話し合いに基づき、地域における農業において中心的な役割を果たすことが見込まれる農業者(中心経営体)、当該地域における農業の将来の在り方などを明確化するものです。
人・農地プランの実質化について
全国で約1万5千の人・農地プランが作成されていますが、農林水産省において地域の話し合いに基づくものとは言い難いものがあると認識されました。
そのため、人・農地プランを真に話し合いに基づくものにする観点から、市町村、農業委員会など地域の関係者の参加の下で、アンケートや地図を活用し、地域の話し合いの場において、農業者が地域の現況と将来の地域の課題を関係者で共有することにより、今後の農地利用を担う中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成をすることとなりました。
作成の流れ
(1)アンケートの実施
予定地区を対象に5~10年後の農地利用に関するアンケート調査を実施。(後継者について、農地の今後について等)
ただし、回答者の耕作面積が予定地区の遊休農地を除く農地の過半を占めること。
(2)地域状況の地図化
(1)をもとに、必要な情報を地図に落とし込む。
(3)将来方針の作成
(1)、(2)をもとに、予定地区における農業者、将来の担い手、市職員等で話し合いを行い、将来方針を作成する。
(4)公表
(1)、(2)、(3)をもとに、検討会を実施し、承認を受けたら公表する。
既存の人・農地プランについて
既存の人・農地プランの中で、下記の要件を満たしていれば既に実質化していると判断されます。
(1)対象地区内の中心経営体の経営する面積と、近い将来の農地の出し手の貸付予定面積を足した面積が、対象地区内の耕作面積の過半を超えていること。
(2)近い将来の農地の出し手と受け手が特定されていること。
公表
○人・農地プランのうち、既に実質化していると判断できる区域及び工程表について公表します。
既に実質化している人・農地プラン.pdf (PDF 27.5KB)
○実質化された人・農地プランは以下のとおりになります。