漏水の確認方法
いつもより使用量が多く、心当たりがない場合は地中などの目視できない箇所で漏水している可能性があります。次の手順で漏水しているか確認してください。
【手順】
- 全ての蛇口を閉める。
- 水道メーターのパイロットが回転しているか確認する。
パイロットが回転していると漏水が疑われます。
北杜市指定給水装置工事事業者へ修理を依頼してください。
※修理が行われなくても出張料等の費用が発生する場合がありますので、お問い合わせをした業者にご確認ください。
漏水における上下水道料金の減免制度について
地中や壁内等の見えない箇所での漏水は、減免申請をすることで上下水道料金が一部減額となります。申請する際は要件等を確認していただき、減免申請書に北杜市指定給水装置工事事業者による漏水修理証明書及び工事写真を添付の上、上下水道総務課に提出してください。
【減免の要件】
- 地中、壁内、その他発見が困難な箇所での漏水であること
- 北杜市指定給水装置工事事業者による漏水修理が完了していること
【減免の対象外】
- 蛇口を閉め忘れる等の使用者の不注意が原因の場合
- 漏水の事実を知りながら修繕工事を怠った場合
- 蛇口・トイレ漏水等漏水の事実が容易に確認できる場合
- 給湯施設・クーリングタワー等の設備の故障による漏水で、目視等で容易に確認できる漏水があった場合
- 1年以内に同一箇所から漏水があった場合
- 凍結防止のために流し放しをした場合
【減免の範囲】
修理完了日の属する期を含め2期分まで
【減免額】
水道料金については漏水水量の3／4、下水道使用量については漏水水量を減免します。このため、減免後の請求水量は、水道料金については平均水量＋漏水水量の1／4、下水道使用量は平均水量となります。
〔例：漏水月の使用量が100㎥、平均使用量が40㎥の場合〕
平均使用量（A）の算出方法
A＝（前回使用量＋前々回使用量＋前年同月期使用量）÷3
※漏水期が2期に及ぶ場合、2期目の平均使用量の算出に用いる前回使用量の値は1期目の減免後請求水量です。
※実績値がないなど、その他特別な事由がある場合の平均使用量の算出方法はこの限りではありません。
【提出書類】
- 上水・下水道使用料金減免申請書.doc (DOC 52.5KB) 【記入例】
- 漏水修理証明書【北杜市指定給水装置工事事業者の証明】.doc (DOC 47KB) 【記入例】
- 工事前と後の写真（漏水箇所及び修理箇所がわかるもの） 【写真例】
実際にあった漏水相談
- 長期不在中に風呂場のシャワーが凍結し破損、漏水していた。
発見が容易な箇所の漏水はお客様の負担となります。
長期間不在にする際は、メーターボックス内の止水栓を閉め、冬場は水抜きをしてください。
- 水抜栓の閉めがあまく、水が流れ続けていた。
水抜栓は配水管内の水を抜くための装置ですが、正しい操作をしないと水が流れ続けてしまいます。操作誤りによる異常水量はお客様の負担となります。正しい操作方法を確認していただき、操作した際はメーターのパイロットが回転していないか確認してください。
- 盗水被害に遭った
給水装置はお客様の財産であり、管理等は自己責任となるため、たとえ盗水であってもお客様の負担となります。
長期間不在にする際や、外水道を頻繁に使わない場合などは、ハンドル部分を外しておくことをお勧めします。
長期間水道を使用しないときは
旅行や入院等で長期間不在にするときや、別荘として使用している場合、不在の間漏水し水道料金が高額になってしまったときもお客様の負担となります。宅内の配水管や給水設備はお客様の財産であり、ご自身で管理していただくものです。思わぬ漏水を防ぐためにもメーターボックス内の止水栓を閉め、冬場は水抜きをしていただきますようお願いします。
止水した際はパイロットが回っていないことを必ず確認してください。
※水抜きの方法は建物ごとに異なりますので、施工した建築業者等に確認してください。
※長期間留守にする際は、水抜栓（不凍栓）を利用して水抜きした場合も必ず止水栓を閉めてください。水抜栓（不凍栓）は閉め方が緩いと水が抜け続けてしまうため、注意しましょう。
※給湯器やトイレ等の水抜きについては各メーカーにお問い合わせください
