■身体障害者補助券法の啓発のためのマークです。
補助犬とは
身体障害者補助犬とは、目や耳、手足の不自由な方の生活をお手伝いする「盲導犬」・「介助犬」・「聴導犬」のことをいいます。
これらの補助犬は身体障害者補助犬法により、公共施設や交通機関はもちろん、デパート・ホテル・レストランなどの一般的な施設でも自由に同伴できるようになっています。
補助犬は特別な訓練を受けているので、周囲の迷惑になるような行動はしません。身体に障害のある方にとって外出や日常生活を助けてくれるとても重要な存在です。
お店の入り口などでこのマークを見かけたり、補助犬を連れている方を見かけた場合は、皆様のご理解とご協力をお願いします。
補助犬の種類
盲導犬:見えない、見えにくい人が安全に歩けるようサポートします。
障害物をよけたり、立ち止まって曲がり角や段差を教えたりします。
ハーネス(胴輪)を付けて「盲導犬」と表示している。
介助犬:手や足に障害のある人の日常生活動作をサポートします。物を拾って渡したり
指示したものを持ってきたり、脱衣の介助などを行います。「介助犬」と表示しています。
聴導犬:聞こえない、聞こえにくい人に必要な生活音を知らせます。
玄関チャイム音、メールやFAX等着信音、赤ちゃんの泣き声、車のクラクション等を聞き分け教えます。「聴導犬」と表示しています。
身体障害者補助犬法
身体障害者補助犬法は、良質な補助犬を育成して、障害のある方の自立と社会参加の促進
に寄与することを目的として法律で、平成14年10月に施行されました。
補助犬の同伴について
身体障害者補助犬法では、施設等に著しい損害が発生し、施設等の利用者が著しい損害を受けるおそれがある等のやむを得ない場合を除き、補助犬の同伴を拒むことはできません。
- 国や自治体が管理する公共施設、電車、バス、タクシーなどの公共交通機関
- 飲食店、商業施設、病院等の不特定かつ多数の方が利用する施設
- 従業員56人以上の民間事業所(職場)
補助犬を同伴する人は、いつでも補助犬であることを示せるように、犬種、認定番号、認定年月日等を表示し、施設管理者や施設を同時に利用している人が安心して受け入れられるよう、衛生面の確保、管理などをしなければなりません。
身体障害者補助犬についてもっと詳しくお知りになりたい方は
・厚生労働省 身体障害者補助犬ホームページ(外部サイトリンク)