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記者会見を開催しました【令和6年6月4日】

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迅速な情報提供と情報の透明性を図るため、記者会見を開催しました。

記者会見の内容は、以下の通りです。

物価高騰対策について

先月、総務省が発表しました本年4月の消費者物価指数では、令和2年を100として、総合指数が107.7と令和4年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来最大となりました。
また、本年1月から3月期のGDPでは、年率換算で前期比2.0パーセントの減となり、物価高騰が続く中、個人消費の低迷が表れる結果となりました。
実質賃金についても、本年3月時点で前年同月比2.5パーセント減と、過去最長のマイナスが続いており、物価の上昇に賃金が追い付いていない状況となっております。
また、先月末には、電気料金に対する国の支援が終了したことから、今後、市民生活や地域経済に更なる打撃となることが危惧されております。
こうした中、国では、今月から1人当たり4万円の定額減税が始まり、定額減税の恩恵を受けられない方についても、給付金の支給を行うこととしておりますが、本市においても、物価高騰から市民生活を守るため、緊急的な支援が必要と考え、2つの事業について、6月市議会に補正予算をお願いすることといたしました。
一つ目が、市内の個人消費を下支えするための、第2弾となる「北杜市くらし応援商品券事業」であります。
今回の商品券は、一人当たり1万円とし、前回の商品券同様に全市民に配布してまいります。
市民の皆様には、物価高で家計への影響が厳しい中でありますので、積極的に御活用いただき、市内での消費喚起による地域経済の活性化につながることを期待しております。
二つ目として、電気料金への国の支援が終了する状況を踏まえ、「北杜市GX推進プロジェクト」の一環として、PPA事業により得られた電気料金の節約分を市民に還元する取組であります、後期高齢者世帯への「電気料金高騰対策支援金」の支給を行ってまいります。
支援金は、後期高齢者のみで構成する世帯を対象とし、一世帯当たり夏季分と冬季分の2回に分けてそれぞれ6千円を支給いたします。
今年も猛暑が予測されており、自宅にいながら熱中症にかかる危険性がありますので、本支援金に合わせて、高齢者の皆様に適切な空調の使用を促すなど、家計への負担軽減とともに、対象世帯の健康維持にもつなげてまいりたいと考えております。

市制施行20周年記念事業について

次に、市制施行20周年記念事業についてであります。
市民の皆様と共に、市制施行20周年を祝うため、各種の記念事業を実施してまいります。
現在、市制施行20周年の認知度の向上を図るため、市民や本市にゆかりのある皆様からカウントダウン写真の募集を行っており、来月13日から、市のホームページやSNSにおいて、市内外に向けて発信してまいります。
また、「北杜市みりょく発見事業」として、市内の小中学校の児童生徒を対象に、本市の人口や面積、自然遺産や市のシンボル、誕生の歴史などを掲載した「北杜市のみりょくを知ろう」のパンフレットを作成し、来月上旬に配布する予定であります。
このほか、芸術文化鑑賞及び体験機会提供事業や、20周年記念番組の制作、記念切手の発行、20年の歩みを写真や資料で振り返る企画展の開催など、様々な記念事業の実施に向けて、現在、準備を進めているところであります。

南アルプスユネスコエコパーク登録10周年について

次に、南アルプスユネスコエコパーク登録10周年についてであります。
南アルプス国立公園を中心とした地域がユネスコからエコパークエリアの認定を受けてから、本年で登録10周年を迎えます。
これを記念して、地域住民や企業、団体で構成する「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」主催の記念式典が今月15日に開催が予定されております。
この式典では、北杜市ふるさと親善大使で世界的な登山家 花谷(はなたに)泰(やす)広(ひろ)様の記念講演のほか、現在、南アルプスエリアにおいて官民一体となり実施している登山道の修復を、2030年までに完了させる「ほくとの山2030」宣言をいたします。
また、登山客への南アルプスユネスコエコパークのPRを目的として、長野県伊那市様と共同で甲斐駒ヶ岳山頂にあります標識のリニューアルを行い、8月にその除幕セレモニーを行うこととしており、私も山頂で行うセレモニーに参列してまいりたいと考えております。

北杜市八ヶ岳スケートセンターのネーミングライツについて

次に、北杜市八ヶ岳スケートセンターのネーミングライツについてであります。
本市のネーミングライツの取組の第1弾として、昨年度、「八ヶ岳スケートセンター」の命名権を公募したところ、これに応募があり、新たな愛称として「FOLKWOOD SKATE PARK 八ヶ岳」に決定いたしました。
命名権の契約相手は、「八ヶ岳スケートセンター」と同じエリアでキャンプ場を運営する「株式会社トランジットジェネラルオフィス」様で、契約期間は本年4月から3年間となります。
契約料は、施設の維持に活用するとともに、愛称については、今後、施設の看板などの入れ替えやパンフレット等で使用してまいります。
なお、スケートセンターの施設整備については、現在、スケートボード用の可動式セクションの設置やボウルセクションの整備等を進めているところであり、本年10月末の完成予定であります。
完成後は、施設の通年利用が可能になり、若年層を中心に、市内外からの利用が見込まれることから、小淵沢エリアの更なる活性化につながるものと考えております。

補正予算について

次に、補正予算についてですが、6月の補正予算では、昨年度に引き続き、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の「給付金・定額減税一体支援枠」を活用し、新たに個人住民税が非課税世帯となった世帯などへ給付を行うとともに、さらに、冒頭にも触れましたが、本市の物価高騰対策として、市民や市内事業者を支援するために、市内商店等で使用できる「第2弾北杜市くらし応援商品券」を配付し、地域経済の活性化を通じた地域振興を図るため、所要の経費を計上するものであります。
また、親子が気軽に集い、交流できる子育て支援の拠点施設として、大型複合遊具など、子育て世代のニーズに対応した「こどもパーク」を整備するほか、児童手当制度の改正に伴う支給額等の拡充や、新型コロナウイルスワクチン接種の定期接種に係る費用などについて、必要な経費を計上しております。
また、水道事業会計と下水道事業会計におきましては、旧八ヶ岳リゾートアウトレット跡地への会員制リゾートホテルの建設計画など、今後見込まれる複数の開発計画に備え、上水道の供給量や、下水道の汚水量等の調査に要する経費などを計上させていただいたところであります。

定例会の会期について

本定例会の会期は、6月10日から6月27日までの18日間で、25日に代表質問、26日に一般質問を両日とも午前10時から予定しています。
提出案件は、報告案件7件、承認案件2件、条例案件4件、補正予算案件4件、その他案件3件、同意案件2件、合計22案件であります。

この後、担当課長から今回の補正予算の主要事業の説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。

 

質疑応答

記者

上下水道費について
財源の内訳は、ホテル進出の土地開発に伴う開発計画を含んでいるという理解でよろしいか。

水道局長

いずれも含んでいるということでよろしいかと思う。

記者

アウトレット跡地について
市所有の建物を無償譲渡することについて、無償である理由について聞きたい。

産業観光部長

本来であれば、市が処分しなければならないものを、処分してくださるから無償譲渡になっている。

記者

商品券について
選挙前だから商品券を配るのか。なぜ、第二弾を行うのか。前回は、5000円だったのに対し、今回はなぜ1万円なのか。

市長

6月は議会があるために選挙のことについては、議会が終わった後に考える。物価高騰により市民が困っていると認識しているために、今回商品券を配布する。

記者

施設整備事業費について
子どもパーク事業の事業費について、これは公園の整備にだけかかる費用なのか。

 

こども政策部長

パークを整備するにあたり、大型遊具の設置、東屋やベンチ、芝生の植栽など、そして既存の駐車場の整備も行う。また安全対策なども行う。。

 

 

(以上)
言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上でまとめています。

 

(作成:北杜市秘書広報課)

 

 

 

 

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北杜未来部 秘書広報課

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0551-42-1161
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