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HOME暮らしの情報市長の部屋市長への手紙とその回答令和4年度環境問題(太陽光発電パネル)について

環境問題(太陽光発電パネル)について

更新日:

番号:33

趣旨

2年ほど前東京から移住してきました。山と緑の自然豊かな町だと思いました。ところが10年ほど前から樹木があちこちで伐採されそのあとに太陽光発電パネルが並びだしました。
無秩序に伐採された後の丘陵地、平地の醜さ。太い幹は運ばれますが枝などはそのまま放置されあちこち無残な山と化しています。全く自然の美しい景観を損なうばかりです。規制があるとはいえ所有者、開発者次第のようですね。せめて民家近くの大型ソーラーシステムは止めて頂きたい。北杜市をどういう町にしたいのでしょう。テレビで北海道の東川町の役所の取り組みを見ましたが素晴らしかったです。

対応内容

太陽光発電のパネルについては、平成24年7月に施行された「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(旧題名:電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法)に基づく再生可能エネルギー電気の固定価格買取制度が創設されたことにより、本市をはじめ全国において急速に設置されるようになったものと認識しております。
このような中、本市では、地域環境との調和、地区住民等への周知などを求めた、「北杜市太陽光発電設備の設置に関する指導要綱」を平成26年9月に制定し、その後令和元年10月には、「北杜市太陽光発電設備設置と自然環境の調和に関する条例」を施行し、太陽光発電設備設置にかかる許可制度を設けております。また、令和3年10月、山梨県において「山梨県太陽光発電施設の適正な設置と維持管理に関する条例」が施行されたことから、本市においては県の条例と市の条例に基づき太陽光発電設備設置等に関する規制を行っているところであります。
なお、森林の伐採行為を伴う太陽光発電設備の設置については、県の条例の適用となることから、県知事の許可を受ける必要がありますが、太陽光発電設備の設置行為自体を制限することについては、所有権等に基づく権利の行使に対して、現行法令の範囲内での制限は受忍限度等を考慮しなければならず、難しいものと考えております。
今後も、本市の有する景観への配慮等を求めながら「人と自然と文化が躍動する環境創造都市」を目指してまいりたいと考えており、特に、太陽光発電事業が実施される場合は、県及び市の条例、関係法令が遵守しされるよう対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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