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こどものマスクについて

更新日:

番号:34

趣旨

今年、娘が入学し、新一年生となりました。
東京よりパーソナルスペースが多くあるこちらの暮らしでも、ほぼ義務になっているマスク生活に疑問があります。今年2月、日本医師会からも、肺への負担があることから、こどものマスクは慎重に判断すべきとの発表がありましたし、つい最近は、多摩市すべての公立校でマスクの自由化がはじまりました。自由化といっても、そもそもはじめから義務化されておりません。北杜市でも、こどものマスクの自由化を希望します。このまま、マスクを推奨して、学校でも、体育、運動時でさえ、強制的なマスクの取り付けを求められるのでしたら、こどもへのマスクのメリットデメリット、徹底的に検証していただきたいと思います。東京では、マスクをつけての運動時の血中酸素濃度を測る取り組みが、いくつかの学校でもされており、負担があるということで体育時、運動時はマスクを外してもよいとされているところもあります。数年後のこどもたちの健康がどうなっているか、今の大人は考えているのでしょうか。厚生労働省が言ってるから、とか言わないでください。国や権威は平気で嘘をつきます。市として、真剣にこどもたちの健康を考え検証していただきたいです。小学校に通う娘から、体育のときもマスクをしているという話を聞き、びっくりしました。本当にマスク生活が、こどもの身体への負担があるかないか、検証をお願いいたします。

対応内容

新型コロナウイルス感染症については、オミクロン株が猛威をふるい、学校など子供たちが過ごす施設での感染が全国的にも県内においても相次いで発生している状況にあります。そのような状況の中、文部科学省の指針においても、感染経路を絶つためには、3密の回避、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生、換気など基本的な感染対策を継続するとともに、地域の感染状況を踏まえ、学習内容や活動内容を工夫しながら可能な限り、授業や部活動、各種行事等の教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障していくことを求めています。それらを踏まえ、市教育委員会といたしましては、子供たちの学びへの影響を最小限にするためにも、学校における基本的な感染症対策として、可能な限りマスクを着用する時間を増やすよう取組を進めているところです。
しかしながら、体育の授業など運動時においては、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症などの健康被害が発生するリスクを考慮し、児童生徒の間隔を十分に確保するなどの対策を講じた上で、マスクを外しての活動としているところです。学校内での日常生活においても、十分な身体的距離(2メートル)が確保できる場合は、状況を判断しながらマスクを外す場面もありますが、自身で判断することが難しい学年へのマスクの着脱については、児童の健康状態を把握しながら、児童の間隔を十分に確保した上で、教師側から声掛けを行うこととしております。また、様々な理由によりマスクを着用できない子供もいることから、学校においては柔軟に対応しておりますので、御相談くださいますようお願いいたします。
今後も、学校における感染症対策を徹底するとともに、児童生徒の継続的な学びの保障に努めながら、健やかな成長を支援してまいります。

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