市民を”お客さん”と呼ぶことの理由
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番号:3
趣旨
「市長と語る会」に関して、市のホームページに日程と会場がアップされていました。しかし、内容の記載がなかったので、7月1日、「政策推進課」に電話で問い合わせました。電話口に出た担当者から、たびたび「お客さん」という会社や事業者が使う言い方をされましたが、今までに経験したことがなく初めてのことで、とても違和感を持ちました。
近年、自治体運営にも企業経営の手法を取り入れるべきとの主張があり、経営手法の「選択と集中」などの文言が自治体の政策に盛り込まれることもあります。
しかし、自治体の目的・使命は地方自治法第一条の二 「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。」であり、営利及び利潤追求を最大目的とする企業とは、そもそも存在意義が根本的に違います。
なぜ、市民・住民を「お客さん」と呼ぶのか?
お客さんと呼ぶことで市民が喜ぶのか、たまたま対応した職員が、長年企業の「お客さま相談室」などに勤務した後公務員に転職したのか、あるいは、市の方針として市民を「お客さん」と呼ぶように指導があるのか?
いずれにしても、その理由を教えてください。
対応内容
市役所では、来庁者の方へのお声がけや、電話での対応の場合において、市民の皆様をはじめ、全ての方に対して丁寧で良質な行政サービスを提供するとともに、個人情報に配慮する観点から、接する方を「お客様」とお呼びすることがございます。
今後ともより一層の接遇力の向上に努め、市民の皆様にご満足いただける窓口づくりに取り組んでまいります。
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