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HOME暮らしの情報市長の部屋市長への手紙とその回答令和4年度大豆生田区児童通学路変更について

大豆生田区児童通学路変更について

更新日:

番号:12

趣旨

来る10/31より、児童の通学路が従来の県道沿いから、市役所裏を通るルートへ変更になる本件は、区長より教育委員会へ出された要望書による対応に基づくもので、要望書では「当該通学路上に危険な箇所がある為、対応を願う」というものだ。そこで、なぜルート変更に至ったか(ちなみに変更後ルートは暫定案との回答があった事も付け加えておく)を以下質問するので市長の見解を伺いたい。

1. 危険個所を認知した上での変更の場合、要望書に基づくものである為、対象は児童のみというのも業務上理解はできるが、安全という観点ではだれが通行しても危険は危険と容易に推察できる。ならば、当該箇所は通行止めにしなければいけないと思われるがその対応を取らないのはなぜか?

2. 危険性を認知しないままルート変更を決定した場合、暫定案である変更ルートを恒久案へ導くスケジュールを示すべきでは?
新ルートには水路への転落防止フェンス、街灯設置もできていない現状に加え、ボランティア含む任意の見守りで児童の安全が担保できるとはとても思えない。
加えて、上記工事への予算も安価ではないはず。
本件は、危険と指摘された箇所が、本当に危険なものかの診断を行い、対策が必要と判断が下された場合のみ、危険個所の修繕または、通行止め+通学路変更の対応で良いのではないかと思うが、いかがであろうか?

対応内容

はじめに、質問1についてお答えいたします。大豆生田地区の要望に対応するため当該建物の所有者と協議をしてきましたが、建物所有者による対策実施の見通しが立たない状況であることから、学校長に相談いたしました。通学路とは、児童が通学のために使用する経路であり、学校長が指定するものであることから、児童の安全性を確保するための措置として、今回の通学路変更にいたりました。また、道路の通行止めについては、必要に応じ道路管理者である山梨県が判断するものであり、市で判断し対応することができないものと考えております。

次に、質問2についてお答えいたします。通学路については、毎年入学や卒業等により児童の状況が変わることから、通学する児童の状況や周辺の道路状況を考慮し、学校長の判断により見直しが行われております。また、年度の途中であっても危険性があると判断された場合は、より安全と思われるルートに変更する事もあり、恒久的に通学路として指定するものではなく、状況に応じて適切なルートが通学路として指定されています。今回の通学路については、建物所有者の対策実施時期が不明であることから、スケジュールを示すことは難しいものと考えています。
最後に、本件の対応方法の考え方についてお答えいたします。建物の耐震等の診断については、個人の建物については個人で実施していただくこととなります。今回の件については、耐震診断等の結果がわからない状況の中、地域の要望や市の対応状況等を基に児童の安全性を確保するための措置として考えた対応であります。なお、変更後の通学路において懸念される危険箇所等については、市としても学校や保護者、地域の方々とも協力しながら、行政として対応できるものはしっかりと対応していきたいと考えております。

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