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HOME暮らしの情報市長の部屋市長への手紙とその回答令和5年度放課後の小学生の居場所づくり / 図書館の現状維持について

放課後の小学生の居場所づくり / 図書館の現状維持について

更新日:

番号:18

趣旨

小学生の放課後の居場所について、学校近くに住む子供たちは学校で遊べるが、離れている子たちは再度学校に行くことは難しい。廃校になっている学校の校庭を開放できないか。
図書館を維持経費削減のため、図書館数を減らすと聞いているが、維持費削減だけが理由ですか?

対応内容

1. 統廃合により廃校となった市内小学校につきましては、現在民間の事業者により利用されているところです。教室や体育館、グラウンドを使って、文化的な活動を行っており、地域住民の活動の場としてもご利用いただいているとのことです。あらかじめルールを決めて、ご利用いただいているとのことですので、ご希望があれば直接、事業者にご確認いただければと思います。
なお、市内には野球場、陸上競技場、テニスコートや体育館で、野球やサッカー、バスケットボールやバトミントンなど、様々なスポーツを楽しむことができます。また、ローラー滑り台やターザンロープなど大型の遊具が設置されております。ご活用いただければ幸いです。

2. 新・行政改革大綱は、第3次総合計画を下支えするため、市政推進の重要な柱の一つとして「財政健全性の維持」と「効果的・効率的な行政運営」を更に進めるため、令和3年度に策定いたしました。図書館の主な現状と課題については、
1. 施設数でみると県内12市の平均施設数2.5を大きく上回っていること、
2. 貸出利用者数、貸出冊数ともに減少傾向であること、
3. 現在の8館は、施設規模、蔵書数、職員体制など異なり、サービスの均衡がとれていないこと、
4. 運営費、維持管理費は年間1億2千万円(令和2年度決算)であり、その内人件費は64.2%を占めていること、
5. 将来にわたり持続可能なものにするためには、維持管理費への投資から図書館の機能強化とサービスの質の向上に向けていく必要があること、とされております。集約・再編にあたっては、北杜市立図書館適正配置等検討委員会において、資料の貸出を含むサービスの質的な強化充実を図るとともに、「地域の共有の場」として、賑わいの創出、市民交流、児童・生徒・大人の居場所機能など新たな価値創出の拠点としての、「コミュニティ・コモンズ」という形態について多面的・重層的な観点から、住民の利益につなげていくあり方の検討を進めております。
これまで北杜市立図書館適正配置等検討委員会では、施設の廃止ではなく、図書館として「機能強化していく部分」と「図書館機能を残しながら地域拠点の場」とするコミュニティ・コモンズのあり方を議論しております。施設の活用については、今後、検討委員会より、提言が出された後、教育委員会としての方向性を出していくことになりますので、その際に、様々な意見を伺う機会や方法を含めて検討していきたいと考えております。

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