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HOME暮らしの情報市長の部屋市長への手紙とその回答令和6年度不登校児の学区変更に関する苦言と学区継続の要望

不登校児の学区変更に関する苦言と学区継続の要望

更新日:

番号:9

趣旨

不登校児である息子の学区について、教育委員会の方針と我が家の意向とに食い違いが発生しており、市長のご高配により、柔軟な判断・意思決定を行っていただきたく、ご連絡させていただきました。
1希望校許可の差別化に対する疑問
現在、息子が長坂中学校でお世話になっております。
今年4月に学区外の白州中に引っ越しました。通常なら希望すれば長坂中に続けて登校可能なのですが、息子は不登校のため許可できないとのこと。
普通に通っている生徒は、継続して同じ学校が可能です。それに対して、不登校の生徒は許可していただけないとのお話。その理由が「事例がない」とのことです。
北杜市において、不登校の生徒と毎日通うことのできる生徒とで、希望校許可の違いをどうして作られるのでしょうか?
北杜市の教育方針「原っぱ教育」にも、“重点目標5 いじめ・不登校対策を推進し、教育相談の充実を図ります”が掲げられています。
今回の対応を通して、“絵に描いた餅”にしか思えません。
事務的な手続きが優先され、生徒の心や学校に通いたくてもできない人の、やっと言えた小さな希望にも耳を貸してもらえない、そんな教育をしているように感じ、とても悲しく思います。境遇の同じ生徒がいないのが当然であり、例外になるのは当たり前です。またこの先も、虐め・不登校・引き籠もりに関しては、想定外のいろいろなケースが出てきます。その対応において、前例を判断基準にせず、個々の状況に寄り添う教育を希望します。そして、「その子にとってどんな教育がふさわしいか」を早急に話し合わせていただきたいです。

対応内容

北杜市では、現在様々な理由で指定学区外に通学をしている児童生徒がおります。●●様におかれましても、やむを得ない事情で市内での引っ越しを行ったうえで、御子息の指定校変更を希望したものと推察いたします。先日、足をお運びいただき御相談された内容や今回いただいた手紙から、現在は学校に登校していない状況をお伝えいただきましたが、学校への再登校に向けて、指定学区外になる学校と話し合いをしていただき、学校からの意見書の提出をいただいたうえで、北杜市として指定校変更について判断を行いたいと考えております。

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