環境保全基金活用事業
市制施行15周年を記念し、この地域の自然の魅力を多くの人に知ってもらおうと、「水の山の魅力を写そう」をテーマにフォトコンテストを開催しました。
多くの素晴らしい作品のご応募をいただいた中、審査の結果、18点の作品が選出されました。
今後、市内外に北杜市の「水の山」をPRするために活用させていただきます。
受賞作品
「初秋の八ヶ岳山麓」 野寺 勝 |
|
フォトコンテストのテーマに最もふさわしく、朝陽を浴びた空気感、みずみずしさが伝わってくる作品です。 構図のバランスの良さ、前景の斜めに入った花畑、水面に映る八ヶ岳、そして遠景には八ヶ岳連峰をいっぱいに見せ、見事に三拍子整っています。 いつまでも見て飽きない写真です。 |
「里山の春」 杉坂 信 |
青空の下 満開を迎えた桜いっぱいの中、水面に雪を抱いた逆さになった甲斐駒ケ岳と桜堤がすぐに目に飛び込んでくる見事な写真です。 いつまでも見て飽きない写真です。 |
「残照」 三澤 久 |
明野のひまわりはあまりにも有名。 特に陽が当たる順光下での撮影が一般的ですが、あえて夕方に照準を合わせしかも夕日の一瞬の素晴らしいところを広角で空いっぱい入れ大胆な構図が成功しています。 |
「瑞牆山麓の秋」 岡田 泰文 |
真っ盛りの紅葉に囲まれてその奥に青空と,山肌に光を浴びた特徴的な瑞牆山へと目が引きこまれていく立体的な写真です。 |
「積雪の尾根を走る小海線」 浅川 嘉富 |
作者の思い切って大胆な構図が目に止まり印象的です。 白銀の世界で手前の霧氷の木と左の木の間に見事に電車が収まっています。唯一青空が良いアクセントになっています。 |
総評(審査員:写真家 冨塚晴夫氏)
世界に誇る「水の山」フォトコンテスト皆様方の作品を拝見しました。今回審査をいたしまして、北杜市があまりに恵まれている自然環境、四季の風景。風景写真の被写体の多さにあらためて感心しております。わずか3ヶ月あまりの募集で458枚集まるのは、初めてのコンテストとしては異例の多さです。
他のコンテストではあまり見られずこれほどの色彩、風景の被写体が詰まった景色、場所は山梨のみならず世界に誇れる素晴らしい北杜市の魅力に感激しました。
日本を代表するような山々に囲まれ、水が田畑にあふれ、桜はあまりに有名なところが多く、夏は高原、八ヶ岳、山麓、南アルプスからの水など。秋は北杜市全体が紅葉し、冬の雪景色、夜空の星々がなんとも美しいところ。北杜市はこれからもまだまだ写真を通して新しい発見が生まれると期待する場所です。
このフォトコンテストの審査で北杜市の魅力をより深く知ることができ大変嬉しく思っております。