北杜市内では、高度経済成長期の人口増加や住民ニーズの拡大に伴い、公共施設等の整備を進め、これまで市民生活の質の向上に貢献をしてきました。しかしながら、現在の公共施設等の多くが建設後30年を超え、老朽化が進行している状況であり、今後これらの施設が更新時期を迎えることとなります。現在の厳しい財政状況や急激な人口減少を踏まえると、すべての施設を維持していくことは困難な状況です。
このような状況を踏まえ、北杜市では公共施設等の現状と課題を把握し、長期的な視点に立ち公共施設等の施設量やコストを見直すなどの計画策定に向けた取り組みを進めています。公共施設は市民の生活に密接に関わることから、最適なあり方の検討に際して、地域の将来を担う北杜市在住の市内高等学校に通う高校生を対象とし、公共施設等に対する意見を把握するために本アンケートを実施しました。
調査結果については、今後の公共施設マネジメントの取組への参考とさせていただきます。ご回答いただいた皆様には、本アンケート調査にご協力いただき、ありがとうございました。
アンケートの実施概要、配布・回収状況
対象者
- 北杜市在住の市内高等学校に通う高校2年生
山梨県立北杜高等学校生
北杜市立甲陵高等学校生
帝京第三高等学校生
実施期間
- 令和2年11月~12月
配布数
- 181票
回収数
- 170票
回収率
- 93.9%