登山・トレッキングなどで山に入る場合はツキノワグマに注意してください!
北杜市もクマの生息地域です
例年、市内でも、南アルプス山系、八ヶ岳山系、瑞牆山系、茅ヶ岳山系などで、6月下旬頃から11月下旬頃まで目撃情報が寄せられます。
※本年度は、甲斐駒ケ岳山麓での目撃情報が増えております。登山や山菜採りなどで山林に立ち入る際は、ツキノワグマの生息域に立ち入っている可能性があることを念頭に置き、クマ避けの鈴やラジオ、催涙スプレーといったものを携行するなど、十分な準備とご注意をお願いします。
ツキノワグマの生態
主に植物性に偏った雑食性ですが、アリやハチなどの昆虫類、動物の死体などを食べることもあります。 暖かくなると活動を始め、11月頃まで脂肪を蓄えるため行動範囲を広げます。
また、明け方と夕方の行動が活発と言われていますが、日中も活動しています。
クマに遭遇しないために
山林に入る際は、「クマの生息域に立ち入ること」を常に意識し、少しでも出会わないですむような対策をとることが大切です。
- 「鈴」や「ラジオ」など音の出るものを携帯し、人の存在を知らせましょう。
- クマの痕跡(足跡、クマ剥ぎ等)を見つけたら、なるべくその場から引き返しましょう。
- 他の野生動物同様、集落のカキやクリ、生ゴミ等は餌となります。未収穫作物の早期回収など、日頃からクマを寄せ付けない集落環境づくりをしましょう。
- キャンプやバーベキュー時の食べ残し等は持ち帰りましょう。
- 登山等で山間地に立ち入る際は、なるべく朝夕を避けましょう。