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【令和6年6月10日】令和6年第2回北杜市議会定例会所信表明

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令和6年6月10日、令和6年第2回北杜市議会定例会にて、所信表明をしました。

市長所信

令和6年第2回北杜市議会定例会の開会に当たり、私の市政の運営に対する所信の一端を申し述べますとともに、提出いたしました案件について、その概要を御説明申し上げ、議員各位、並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

  • 国への要望

今月1日に自由民主党の茂木敏充幹事長をお招きし、市内を視察していただきました。
「道の駅南きよさと」では、中部横断自動車道 長坂~八千穂間の予定ルートを視察され、幹事長との意見交換会の場では、北杜市中部横断自動車道建設促進期成同盟会を代表して、防災面や、観光・農業などの産業面から沿線地域にとって、無くてはならない重要な道路であることをお伝えし、早期事業化と環境や景観に十分配慮した整備について要望書を手渡したところであります。
また、大泉町では、中山間地域における経営所得安定対策に係る対象農用地を視察され、現在市内農家の方々にとって大きな問題となっております「水田活用の直接支払交付金」の対象要件の見直しについて、集落営農組織の代表者の方と共に、今般の見直しに伴う農業経営と農地の切実な現状について説明し、改めて要件の緩和などを要望いたしました。
この件に関しては、今月5日に鈴木憲和農林水産副大臣を訪問し、改めて、中山間地域での農業経営の現状について理解を求めたところであります。
今後も、市の重要な課題については、改善に向けて一歩でも前に進められるよう、国や県に対し積極的に要望してまいる所存であります。

 

  • 北杜ふるさと親善大使 篠塚健次郎様の御逝去

去る3月18日、北杜市ふるさと親善大使で世界的なラリードライバーの篠塚建次郎様がご逝去されました。
世界一過酷といわれるダカール・ラリーで日本人として初めて総合優勝を果たし、その後清里に移住され、雪上での安全走行の講習会の開催や、市内小学生に呼び掛けダカールの子ども達に鉛筆やノートを送り届ける取組を行うなど、地域のため、子ども達のために御尽力をいただきました。
「あきらめない」、「生涯現役」を貫き通された篠塚様の勇姿を偲び、ここに謹んでお悔やみ申し上げ、心より御冥福をお祈りいたします。

 

  • 市民の受賞(春の叙勲など)

4月29日に令和6年春の叙勲受章者が発表され、保護司の利根川由紀恵様が、瑞宝双光章を受章されました。
今回の受章は長年にわたる、利根川様の功労をたたえるものであり、心から敬意を表するとともに、お祝いを申し上げます。
また、令和6年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰に、市内を中心に自然環境保護の活動をされております湊秋作様が選ばれました。
国の天然記念物で市の小動物であります二ホンヤマネを保護する研究や国内外での保全活動及び環境教育などが評価されたものであり、心よりお慶び申し上げます。
今後、更なる御活躍を祈念しております。

 

  • 企業様からの御寄附

先月17日には、「株式会社ミヨシグループ」様から、3千鉢のペチュニアの花苗を御寄附いただきました。
「ミヨシグループ」様には、四半世紀にわたり、子ども達の花に触れ合う機会をいただき、心から感謝申し上げます。
いただきました花苗は、市内の保育園及び小学校などに配布し、多くの子ども達が楽しめるよう活用させていただいております。

 

  • 物価高騰対策

先月、総務省が発表しました本年4月の消費者物価指数では、令和2年を100として、総合指数が107.7と令和4年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来最大となりました。
内訳としては、食料が116.4、家具・家事用品が117.0、教養・娯楽が112.9、光熱水費108.8となっており、日常生活に係る物価が著しく高騰している状況であります。
実質賃金についても、本年4月時点で前年同月比0.7パーセント減と、過去最長の25箇月連続マイナスが続いており、物価の上昇に賃金の伸びが追い付いていない状況となっております。
また、先月末には、電気料金に対する国の支援が終了したことから、今月以降各電力会社は大幅な値上げを予定しており、今後、市民生活や地域経済に更なる打撃となることが危惧されております。
こうした中、国では、今月から1人当たり4万円の定額減税を始めました。
デフレ完全脱却のための総合経済対策として、賃金上昇が物価高に追いついていない国民の負担を緩和する一時的な措置として、所得税から3万円と住民税から1万円の減税を行うこととしております。
また、定額減税の恩恵を受けられない方についても、給付金の支給を行うこととしており、市では本定例会に所要の経費を計上したところであります。
本市においても、物価高騰から市民生活や事業者の経営を守るため、市独自の緊急的な支援が必要と考え、第2弾となる「北杜市くらし応援商品券事業」を実施することとし、本定例会に所要の経費を計上いたしました。
今回の商品券は、一人当たり1万円とし、前回の商品券同様、全市民に配布してまいります。

 

  • 新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルスワクチンについては本年3月末で、自己負担が生じない特例臨時接種が終了しました。
本年度からは、新型コロナウイルス感染症が「予防接種法」の「B類疾病」に位置付けられたことから、市では新型コロナウイルスワクチンを定期接種として実施することとし、併せて、接種の対象となる65歳以上の高齢者等に対し、接種費用の一部又は全額を助成するため、本定例会に所要の経費を予算計上しております。
この助成制度を積極的に活用していただき、高齢者の皆様には、引き続き、新型コロナウイルスの感染予防に努めていただきたいと思います。

 

  • ​市政の状況

本市の取り組みの成果
本年度に入り、本市の取組の成果となる調査結果が立て続けに報道されました。
本年4月に民間組織の「人口戦略会議」により公表されました「令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート」において、20歳から39歳の若年女性人口が、2020年から2050年までの30年間で50パーセント以上減少する「消滅可能性自治体」から、今回、本市は脱することができました。
また、厚生労働省が公表しました平成30年から令和4年までの市区町村別の「合計特殊出生率」においても、本市は、前回から0.04ポイント改善し、1.39となったところであります。
これらの結果は、本市がこれまで他に先駆けて取り組んできた、全国でもトップクラスの切れ目のない子育て支援や、移住定住を促進するための各種施策、企業誘致や創業支援などの産業創出の芽が実った結果だと考えております。
今後も、若い女性が「住みたい、住み続けたい」と思える地域となるよう、引き続き、子育て支援の更なる充実を図るとともに、魅力ある企業の誘致や地域の企業が新たなことに挑戦できる環境づくりなど、地域全体の価値向上につながるよう全庁を挙げて取り組み、持続可能なまちを目指してまいります。
また、農林水産省が公表した令和4年の米の「市町村別農業産出額」では、平成26年と比較した増加額が、本市は関東地域で2番目であったとの報道がありました。
報道では、市の取組として、学校給食への「金芽米」の提供や、米の品質や食味の向上を目的とした「米・食味分析鑑定コンクール」の開催などが紹介されました。
市では、今後も、米農家の技術や品質の向上を目指し、まずは本年12月に市内で初めて開催いたします「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」に向けて、市内産のおいしいお米が出品され、受賞につながるよう、農家の皆様をサポートし、更なる米の産出額の増加につなげてまいります。

 

市制施行20周年記念事業
先月、市役所本庁舎に20周年記念の横断幕を設置したことを皮切りに、市民の皆様と共に祝うため、各種記念事業を本格化してまいります。
現在、市制施行20周年の認知度の向上を図るため、市民や本市にゆかりのある皆様からカウントダウン写真の募集を行っており、来月13日から、市のホームページやSNSにおいて、市内外に向けて発信してまいります。
また、「北杜市みりょく発見事業」として、市内の小中学校の児童生徒を対象に、20周年を記念して、本市の人口や面積、自然遺産や市のシンボル、誕生の歴史などを掲載したパンフレットを作成し、来月上旬に配布する予定であります。
児童生徒の皆さんには、このパンフレットを通じて、夏休み期間中に進んで市内の様々な場所を訪れることや調査する意欲を高めていただき、二十歳を迎える「ふるさと北杜」に改めて関心を持つきっかけとなることを期待しております。
その他にも、例年実施しており、本市を代表する芸術イベントであります「清里フィールドバレエ」と「八ヶ岳薪能」の「親子鑑賞会」を20周年記念として実施いたします。
また、「芸術文化鑑賞及び体験機会提供事業」では、動物に扮した演奏者による「音楽の絵本」や、大人の方に人気がありますオペラ「カルメン」の上演、クラシックミュージックからアニメソングまで広くなじみのある有名な曲を演奏する「フィルハーモニー カンマー アンサンブル」などを企画しております。
さらに、9月29日には、バイオリニストの和波孝禧様のコンサートも計画しておりますので、市民の皆様に20周年を機に一流の芸術・文化に触れていただきたいと考えております。

 

南アルプスユネスコエコパーク登録10周年
南アルプス国立公園を中心とした地域がユネスコからエコパークエリアの認定を受けてから、本年で登録10周年を迎えます。
登録10周年を記念して、地域住民や企業、団体で構成する「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」主催の記念式典が、今月15日に開催されます。
この式典では、北杜市ふるさと親善大使で世界的な登山家 花谷泰広様の記念講演のほか、現在、南アルプスエリアにおいて官民一体となり実施している登山道の修復を、2030年までに完了させる「ほくとの山2030」宣言をいたします。
また、登山客への南アルプスユネスコエコパークのPRを目的として、長野県伊那市様と共同で甲斐駒ヶ岳山頂にあります標識のリニューアルを行い、8月にその除幕セレモニーを行うこととしており、私も山頂で行うセレモニーに出席する予定であります。

 

子育て支援の取組
大型複合遊具を備えた公園「こどもパーク」の整備については、公園部分を単独で発注するための修正設計が完了し、本定例会に所要の工事費を計上したところであります。
「市内に大型遊具のある公園が必要」という子育て世代のニーズに応え、「子育てするなら北杜」と子育て世代の皆様に選ばれる地域となるよう、子ども達と親御さんが笑顔で安心して過ごせる公園の整備を、引き続き進めてまいります。

 

中学校再編整備
本年1月31日に開催しました「北杜市立中学校再編整備検討委員会」において、新設校の配置として、教育環境を踏まえた適正規模化が実現できる学校規模、通学距離等を考慮した上で、新設校2校を基本とする方針が固まったところであります。
今後、この方針に沿って、教育環境・通学距離・安全等を総合的に調査、検討し、学区や新しい中学校の設置場所等を含めた再編整備計画案をお示しする中で、検討委員の皆様の御意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。
 

中学生の国際交流事業
アメリカ合衆国ケンタッキー州マディソン郡への「中学生ホームステイ派遣事業」については、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止しておりましたが、5年ぶりに再開いたします。
今回は、8月1日から9日までの9日間、市内の中学1、2年生の10人が現地を訪問する予定であります。
次世代を担う子ども達が、異文化交流を通じて、お互いの立場や考え方を理解し、広い視野と豊かな国際感覚を持つ地域のリーダーに成長することを期待するところであります。

 

大学生の移住推進の取組
国及び県では、東京圏から地方への移住による就業者の創出を支援しておりますが、本年度においては、大学卒業後に東京圏から地方に移住する学生を対象に、就職活動に参加するための交通費を支援する、「地方就職学生支援事業」を実施することとしております。
市では、事業の実施要件であります、「奨学金返還支援」に取り組んでいる自治体であることから、実施に向け準備を進め、若者の移住支援を強化してまいります。

 

リゾートホテルの誘致
昨年6月、旧八ヶ岳リゾートアウトレットが倒産したことは、地域の皆様や関係する事業者の皆様にとって、衝撃的な出来事でありました。
市では、破産処理と跡地活用を早期に解決すべき重要な課題として捉え、取り組んでまいりました。
これまで複数の事業者と交渉を重ねてまいりましたが、会員制ホテルとしては国内最大手の「リゾートトラスト株式会社」様と会員制高級リゾートホテルの建設について協議がまとまり、本年4月1日に、ホテル事業の推進についての協定を締結したところであります。
倒産から1年以内で、破産処理と跡地活用を早期に解決できたことにより、地元の皆様にも御安心いただけたものと考えております。
協定では、ホテル建設に際し、市内企業の活用や住民の雇用への配慮のほか、市内で生産又は加工された農畜産物、水、酒類、加工食品等の活用、加えて周辺環境等への配慮をお願いするとともに、市では、ホテルの建設及び操業に必要となる上下水道の整備、温泉の確保などに協力していくこととしております。
ホテル開業の暁には、小淵沢エリアの観光地としての高付加価値化が図られ、魅力が向上するとともに、エリアの発展に大きく寄与するものと期待するところであります。
また、4月には、大泉町にあります「ロイヤルホテル八ヶ岳」様が、世界大手ホテルグループの「アコー」様により、市内で初となる外資系ホテル「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」として、リニューアルオープンいたしました。
世界110か国でホテルを展開するグループということもあり、オープン後、早速東南アジアを中心にお客様が来訪しており、オープン以降外国人の予約が好調とのことであります。
ホテル内では、市産の野菜やお酒の提供などもあり、国内外のお客様に本市特産品を知ってもらう機会ともなっております。
今後、インバウンド誘客や地域内でのアクティビティの提供などの連携を図り、市内への周遊を促す取組を推進してまいります。
市内への高級リゾートホテル進出は、本市のリゾート地としての価値を高めるとともに、地域経済への波及効果が大いに期待されることから、今後も、積極的に誘致に努め、本市の魅力を最大限活かした国際観光都市を目標に取り組んでまいります。

 

インバウンド誘客
本年に入ってからの急激な円安は、日本を訪れる外国人観光客には追い風となり、本年4月の訪日外国人観光客数は、コロナ禍前を超えて、令和元年比4パーセント増と、単月では過去最高の入込客数となりました。
国内のインバウンド消費も5.3兆円を超える規模となり、国を支える大きな産業になりつつあります。
本市では、これら状況も見据えながら、本年度も引き続き積極的なインバウンド誘客を推進しているところであります。
タイについては、昨年度トップセールスにより関係を構築した旅行会社などに、市内の宿泊施設や観光施設等のきめ細かな情報を提供したところ、早速、4月にいちご狩り施設に、
約500人が立ち寄り、また、5月には、トップセールス後初となる、団体旅行客約170人が市内宿泊施設に宿泊し、市内を周遊するなど、セールスの効果が表れております。
また、タイの旅行会社の社員を招聘する「ファムトリップ」を先月実施し、市内に宿泊していただきながら、観光施設や飲食店などを紹介したところであります。
台湾については、昨年度連携協定を締結した台中市観光局から、9月に台中市で行われる自転車イベント「台中自転車カーニバル」に招待があり、市においても10月の「グランフォンドピナレロ八ヶ岳」に台中市の方々を招待することとしておりますので、緊密な交流を図る予定であります。
近年の外国人観光客の動向としては、有名観光地を避けるリピーター客や、人とは違った場所を好む観光客も増えてきていることから、今こそ本市の魅力をしっかりアピールし、継続した情報発信と、質の高い観光体験の提供などにより、市内への外国人観光客を増やし、地域経済全体の活性化につなげてまいります。


市内のイベント
ゴールデンウィーク中には、「鳩川釣り大会」や「長沢鯉のぼり祭り」など、各地域のイベントに市内外から多くの方が訪れたところであります。
今月2日には、第77回を迎える歴史ある「清里高原美し森つつじ祭り」が開催され、子ども達やボランティアの皆様と共に、私もレンゲツツジの植栽を行いました。
「美し森」は、草花や風景を楽しむことができる清里高原を代表する観光地でありますので、今後、レンゲツツジの群落が再生されることを期待しております
また、夏に向けた準備として、今月1日に、「明野サンフラワーフェスティバル2024」のメイン会場となる圃場において、実行委員やボランティアの皆様と一緒に、ヒマワリの苗を定植いたしました。
期間中は約40万本の花が咲き誇りますので、今年の夏も多くの方々にヒマワリと北杜の雄大な山々の眺望を楽しんでいただきたいと思います。

 

たかねの湯リニューアルオープン
「たかねの湯」については、本年4月から、「株式会社クスリのサンロード」様が指定管理者として管理運営を行っており、休館日を設けない年中無休の運営をするなど、利用者の利便性を高めているところであります。
また、「クスリのサンロード」様が進めている「ヘルシースパ」として、施設内において各種測定機器により、健康度の見える化を行う「カラダ測定会」が実施されるなど、利用者からの好評を得ております。
今後は、施設内において、「楽しくておいしいヘルシーメニュー」を提供しております「タニタカフェ」様と連携した「ヘルシーレストラン」の設置を自主事業として計画されており、利用者の健康増進がますます期待されるところであります。

 

旧たかね荘の活用
市では、令和4年4月に「たかね荘」の用途廃止をしたところであり、その後は施設を解体し、土地の所有者である県に返還する方向で進めておりましたが、昨年度、県において県有地の貸し付けが見直され、民間事業者への貸し付けが新たに可能となったことから、民間事業者向けの施設内覧やヒアリングを行ってまいりました。
この結果、老朽化が激しい本館及び一部付帯施設については今後の活用が見込めないため、解体することとし、本定例会に所要の工事費を計上したところであります。
一方、別館及びキャビン等については、活用が見込まれることから、今回、市において、公募型プロポーザルを実施し、譲渡先の事業者を選定することといたしました。
市有施設が民間の力を借りて引き続き活用されることは、市及び施設周辺地域においても歓迎すべきことでありますので、今後も今回の事例を基に、市有施設の有効活用を検討してまいります。

 

北杜市八ヶ岳スケートセンター
昨年度、「八ヶ岳スケートセンター」の命名権を公募した結果、新たな愛称として「FOLKWOOD SKATE PARK 八ヶ岳」に決定いたしました。
命名権の契約相手は、「八ヶ岳スケートセンター」と同じエリアでキャンプ場を運営する「株式会社トランジットジェネラルオフィス」様で、契約期間は本年4月から3年間となります。
契約料は、施設の維持に活用するとともに、愛称については、今後、施設の看板やパンフレット等で使用してまいります。
また、スケートセンターの施設整備については、現在、スケートボード用の可動式セクションの整備等を進めており、本年10月末の完成予定であります。
完成後は、関東最大級のスケートボードパークとなりますので、冬のアイススケートとともに、「スケートの聖地」として本市のスポーツの新たな拠点として、売り出してまいります。

その他の体育施設についても、昨年度末に、「長坂総合スポーツ公園」内に、クラブハウスが完成したほか、ウォーキングコース内で気軽にトレーニングができるストレッチ器具6基を設置したところであります。
また、「高根総合グラウンド」については、トイレと倉庫の整備が完了し、男女トイレを洋式化したほか、バリアフリー対応の多目的トイレの設置、放送機器の更新により、利用者の利便性と快適性の向上が図られたところであります。

 

スポーツ振興
今月から、市内の体育施設を利用して、「第78回国民スポーツ大会関東ブロック大会」が行われます。
市内では、ゴルフ、馬術、ビーチバレーボール、スポーツクライミングの4競技が開催されることとなっております。
大会期間中、市民の皆様には、選手への声援をお願いするとともに、8年後の令和14年には、「第86回国民スポーツ大会」が本県での開催が予定されておりますので、機運醸成につなげてまいります。

 

企業版ふるさと納税の取組
昨年度「企業版ふるさと納税」制度を活用した企業からの御寄附は、過去最高を更新し、7社から計760万円の御寄附をいただきました。
企業へのアプローチは、トップセールスと併せ、新たに内閣府が主催する「企業と地方公共団体のマッチング会」に参加し、「北杜ファンをつくり、ともにチャレンジする関係人口創出事業」を提案した結果、本市に魅力を感じていただいた企業から御協力をいただくことができたところであります。
なお、御寄附をいただきました企業については、市ホームページでも紹介しております。
今後も、更に多くの企業の皆様から応援していただけるよう、トップセールスを中心に企業への働き掛けを積極的に行ってまいります。

 

地域DXの推進
本年度、「市内事業者向けDX推進支援事業」として、市内の事業者向けに、ICTリテラシーの向上を目的とした研修やDXに関する相談会を行うこととしております。
先月7日には、「山梨県中小企業家同友会八ヶ岳支部」の例会において、地域活性化起業人として企業から市に派遣されております職員から、「DXとは何か」から「DX化のメリット・デメリット」、「中小企業におけるDXの事例」などのお話をさせていただきました。
今後も、市では、「北杜市商工会」などと調整しながら、市内事業者のDXへの取組を後押しし、事業者の皆様の経営力と生産性の向上につなげ、地域におけるDXが浸透するよう、取り組んでまいります。

 

介護施設の開設
本年4月6日、通所を中心に随時訪問や宿泊を組み合わせたサービスを提供する「小規模多機能型居宅介護事業所」の「さんさん」が武川町に竣工いたしました。
また、今月3日には、医療ニーズの高い要介護者の在宅での療養を支援する「看護小規模多機能型居宅介護施設」の「まいほーむかいこま」が同じく武川町に開設されました。
今後も、要介護状態の高齢者の方が、住み慣れた地域で、自分らしく安心して暮らし続けることができるよう、ニーズに合わせた、計画的な「地域密着型介護サービス施設」の整備を図ってまいります。

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お問い合わせ

北杜未来部 政策推進課

電話:
0551-42-1162
Fax:
0551-42-1127

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