太陽光パネル設置について
更新日:
番号:13
趣旨
私の家の目の前に太陽光設備が設置される件につきまして、令和2年より 3度ほど市長への手紙を送付させていただいております。
令和4年9月に設置事業者が変更になった事を知り(事業者名義はまだ変更されていません)、この度、当該地に太陽光設備設置計画のお知らせの看板が設置されました。
それまでも私たち住民は反対署名や嘆願書、要望書を何度も市の各部署に提出しております。
また、北杜市で事業を展開されていたり、ご活躍されている方々にお話を伺ったり、市外、県外の企業の方、企業経営者の方々等、識者の方々からもご意見、ご指導を頂いたりもしております。
その結果、大抵の方々から太陽光パネルに関してはその規模に関わらず、好意的な意見は聞きません。東京都のパネル設置の義務化に関しても反対が多数です。たとえ国と国の関わり等、政治的な問題も関係すると分かっていてもです。
その中で北杜市長に於かれましては、太陽光設備設置には反対であるというお話を、これまで何人もの識者の方がおっしゃっていました。これが本当でしたら驚きですが、名だたる方々のお話ですので、私は信用し、そして安心しました。
私は母と二人で東京から北杜市に移住して参りました。病気がちで身体が弱かったからです。
電磁波過敏症でもあり、ずっと病に悩まされて過ごしていました。東京を離れると決意してからは何年も様々な地域を探し回り、ようやく心の落ち着ける北杜市にたどり着きました。移住したのは人工物をできるだけ避け、自然の中で暮らしたかったからです。ですので、もし最初から太陽光パネルが目の前にあるような土地でしたら選ばなかったでしょう。また、これから自宅の目の前にパネルが設置されるとあれば、母の年齢、私自身の健康、そして金銭的にも本当に大変なのですが、北杜市から転出することも考えなければなりません。
当該地のすぐ隣には住宅があり、さらには農地が隣接しています。当該地に接する土地の所有者、居住者の誰一人として賛成していない場所に、どうか太陽光設備設置の許可を出さないでください。実際にこちらで生活し、土地を利用しているのは居住者であり、農業従事者です。県外の太陽光発電事業者ではありません。
上村市長は市長選の際に「しがらみのない政治、市民が主役の政治」を掲げておられたと思います。また、当選後には「市民が幸せを実感できること」に取り組むと仰っておられます。改めてこのお考えの元、私たち住民の気持ちをどうか汲んで頂けることを切にお願い申し上げます。
この手紙を市長ご本人が目を通してくださることを祈りつつ、長文失礼いたしました。
対応内容
太陽光発電設備の設置は再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法に基づき、また、山梨県太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する条例、北杜市太陽光発電設備設置と自然環境との調和に関する条例に基づいて実施されます。関係法令や条例の基準においては、個々の良好な景観を享受する権利の判断は難しく、住民の合意を理由にした設置禁止までの制限は難しいと考えております。
まずは事業者に要望等をお伝えいただき、双方の利害等の調整を図っていくことがよいのではないかと考えておりますので、御理解いただければと思います。
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