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乳幼児がいる家庭での防災備蓄について

いつ起こるか予測できないのが災害です。また、災害発生後はライフラインが寸断されることもあり、支援物資が届くまでに数日かかる場合も考えられます。

乳幼児がいる家庭は、粉ミルクや離乳食など特別な備蓄を含め、最低でも3日分、可能であれば1週間分の備蓄を家庭で行っていきましょう!

(R7.3更新)備蓄品リスト.png

・備蓄食糧の入れ替えは、3ヶ月・半年・1年などの備蓄サイクルを決め、同じ賞味期限のものを集めると管理がしやすいです。

・賞味期限が近いものは、災害時を想定して調理して食べてみるといざという時に安心です。

 

食事例

【5〜6ヶ月】母乳やミルク(ない場合は重湯等で代用)

【7〜11ヶ月】ご飯をスプーンでつぶしたり、お湯を加えておかゆ状にする

【12ヶ月以降】炊き出しのご飯に味噌汁を入れた「かんたんおじや」、よく煮た大根や芋等

注意点

1.生もの十分に火が通っていない食べ物は与えないようにしましょう。

2.食器やスプーンは清潔なものを使いましょう。

3.味の濃いものはお湯で薄めるなどして、塩分はなるべく控えめにしましょう。

食物アレルギーについて

炊き出しに含まれる和風だし(さば、えび等)やコンソメ・スープ類(卵・牛乳等)、味噌・醤油・バター(大豆)等の調味料にアレルギーを起こす成分が入っていることがあります。医療スタッフに相談してから食べさせましょう。

 

こんなときどうしたらいい?

母乳がでない!

母乳の場合、ストレスで母乳の出が悪くなっても一時的にはミルクも必要ですが、吸わせ続けるとほとんどの場合分泌量はもとにも戻るので、頻繁に飲ませてください。赤ちゃんとふれあうことで、母子の安心にも繋がります。

煮沸消毒ができない!

粉ミルクを使うときには乳首や哺乳瓶を消毒するか、清潔な水で洗います。これができないときは、清潔なコップ(使い捨てコップ等)で飲ませることが勧められています。

ミルクがない!

水が使用できて調理可能な状況で粉ミルクに代わるものとしては、新鮮な市販の牛乳です。100mlの煮沸した牛乳に水50mlと砂糖小さじ2を加えたものが、短期間の置換栄養として使用できます。(腎障害のリスクもあるため、使用するときは必ず薄めて与えましょう

また、粉ミルクに代わりとしては重湯がよく使われ、蒸してつぶした芋等でも対応できます。(米アレルギーがある場合は、重湯は注意が必要です)

哺乳瓶がない!

ミルクはスプーンや小さなコップで飲ませることができます。

1.赤ちゃんが完全に目が覚めている状態で、母親のひざに乗せ、やや縦抱きになるような姿勢にします。

2.コップを赤ちゃんの唇にふれるようにし、コップの中のミルクが赤ちゃんの唇にふれるくらいにコップを傾けます。

3.赤ちゃんの口の中にミルクを注ぐのではなく、コップを赤ちゃんの唇につけたまま保持し、赤ちゃん自身で飲むようにしましょう。

4.赤ちゃんは満足すると口を閉じ、それ以上は飲もうとしなくなるので、必要量はこぼす分を見込んで調乳しましょう。

 

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こども政策部 ネウボラ推進課

電話:
0551-42-1401
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