タイ現地商談で築いた関係をもとに、ツアー造成へ
本市では、海外からの観光客誘致を進めるため、東南アジアの中でも旅行市場の拡大が続く「タイ」に注目し、現地旅行会社を招いた視察ツアー(以下。ファムトリップ)実施しています。
今回は、今年度行ったファムトリップの内容をお届けします。
ファムトリップについて
目的
旅行商品を企画・販売する旅行会社に、現地商談会だけでは伝わりにくい現地の雰囲気や体験価値を直接感じてもらうことを目的としています。また、市内事業者のインバウンドツアー受け入れ体制を直接確認することも目的に含まれます。
実施までの流れ
1.タイ現地旅行商談会へ参加
2.現地旅行会社との関係構築
3.現地旅行会社の市内ファムトリップを実施
4.市内ツアー造成・販売へ
タイ旅行会社によるファムトリップ実施状況(令和7年度分)
令和7年度は、タイ旅行会社10社に対して計12回のファムトリップを実施しました。(令和8年1月30日時点)
ツアー造成を見据えた主な確認ポイント
・多言語対応(英語・タイ語表記など)
・食事制限/宗教配慮
・キャッシュレス決済
・団体受け入れの可否
・ガイド/説明体制
・アクセス
ファムトリップの様子
▽宿泊施設のルームツアー

▽ホテル担当者との打ち合わせ

▽土産品店等の現地確認

▽立ち寄りスポットの見学

ツアー行程(一例)
9:00 山高神代桜・眞原桜並木 視察
10:30 市内ランチ施設 視察
11:30 市内ランチ施設 視察兼昼食
13:00 市内宿泊施設ルームツアー
14:30 市内宿泊施設 視察
16:30 市内宿泊施設 ルームツアー兼宿泊
ファムトリップを終えて
市では、ファムトリップに参加した旅行会社の方へアンケート調査を実施し、データを蓄積しています。立ち寄った場所の感想やお店のインバウンド対応等に関するアンケートの結果はファムトリップ協力施設と共有し、外国人観光客の生の声を役立てていただいています。
アンケート内容(一部抜粋)
・写真を撮るスポットがたくさんあって、タイ人に喜ばれると思う。
・伝統的な日本の風情を感じながら食事が楽しめた。
・英語のメニュー説明をもう少し充実させてほしい。
・体験作業は手順が多いため、参加者が多い場合や外国人の場合は、もっと詳しい説明やスタッフのサポートが必要かもしれない。
ツアー商品の造成へ
ファムトリップに参加した10社のうち8社の旅行会社が、ファムトリップ参加後に計17回、本市を訪問先に含む訪日ツアーを造成・販売しました。ファムトリップの実施により本市への理解が深まったことで、実際の誘客に繋がったことがわかります。
すでにタイ国内で販売・PRが行われており、今後の誘客増加が期待されます。



今後に向けて
本市では、今年度のファムトリップで得られた意見や成果を踏まえ、よりタイ市場のニーズに合った観光コンテンツの提案や情報発信を行うとともに、さらなるインバウンド誘客促進に取り組んでいきます。
北杜市の魅力を世界に発信中!
国内向けの市SNSページに英語の説明文を併記するほか、訪日外国人向け観光メディアや
タイ語による市SNSページの運用で、現地の方に届く多角的な情報発信を強化しています。
また、現地メディアや旅行会社・各種イベントにて直接プロモーションを行っています。
・北杜市公式Instagram(日英併記)https://www.instagram.com/hokuto_yamanashi/
・北杜市公式Instagram(タイ語)https://www.instagram.com/hokuto_th/
・北杜市公式Facebook(タイ語)https://www.facebook.com/profile.php?id=61555423794069
・訪日外国人向け観光メディアMATCHA https://matcha-jp.com/jp/mcm29226
過去の連載
【連載vol.1】点から面の観光へ!〜どんどん来ているインバウンド〜
【連載vol.2】点から面の観光へ!〜どんどん来ているインバウンド〜
【連載vol.3】市内観光をインバウンドへつなげる〜タイテレビ番組のファムトリップレポート〜
【連載vol.4】点から面の観光へ!〜どんどん来ているインバウンド〜
【連載vol.5】点から面の観光へ!〜どんどん来ているインバウンド〜
【連載vol.6】市内観光をインバウンドへつなげる〜タイインフルエンサーのファムトリップレポート〜