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HOME暮らしの情報市長の部屋市長への手紙とその回答令和4年度渡辺市政から始まった適切でない歴史認識を正してください(第2信)

渡辺市政から始まった適切でない歴史認識を正してください(第2信)

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番号:41

趣旨

昨年の11月30日の手紙で、若神子に土着した黒源太清光が活躍した歴史を記した大きな看板を建てることを提言させて頂きましたが今回は、令和4年3月23日の山梨日日新聞13ページに「【文化】平安時代の拠点的集落か」として北杜市教委が発堀調査した須玉町大蔵の一道下遺跡で、平安時代の焼き印や、役人が身に着けたとされる石帯の飾りなどが見つかった。などと報道があったことについてお願いがあります。私も数多くの文献で調査した結果、この遺跡は北杜市における甲源氏の祖「源清光」に関りがあることが分かりました。
また、南アルプス市教育委員会では2014年3月27日、「歴史舞台を駆けた南アルプス市の甲斐源氏」と題して適跡発掘現場の写真まで掲載した冊子を刊行しています。
是非、北杜市の教育委員会でも、「北杜市における甲斐源氏の祖源清光」の研究をされ、南アルプス市に負けないような冊子を刊行するよう命じて戴きたいと思います。

対応内容

北杜市において、「甲斐源氏の祖 源清光」について冊子等を刊行し、もっとPRをするようにとのご意見と存じます。
本市には、谷戸城跡や若神子城跡をはじめ「甲斐源氏」にまつわる史跡が多数あり、市としても貴重な文化資源であると認識しております。考古資料館では「甲斐源氏」について常設で展示をしており、平成19年度企画展図録『北杜の戦国時代』や郷土資料館の常設展の解説図録において取り扱っております。また、郷土資料館では昨年、今年とふるさと講座「甲斐源氏のゆかりの地を巡る」と題し、若神子城跡と谷戸城跡周辺の甲斐源氏にゆかりのある文化財を巡る講座を開催し、市民に甲斐源氏について周知を図っているところです。
一道下遺跡については、これまで本市でほとんど発見例がなかった平安時代初めの大集落として注目をされているところです。今後、甲斐源氏が本市に拠点をもつ以前の若神子周辺地域の状況が解明されることを期待しています。
今後、甲斐源氏に関して新たな資料や知見が得られれば、企画展等を開催するとともに、冊子を刊行するなどしてまいりたいと考えております。

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