お楽しみ給食の廃止について
更新日:
番号:16
趣旨
先般、地区民生・児童委員より北杜市で支給している分の4回について「お楽しみ給食」を廃止するとの通知があったと伺いました。冬の時期の1月と2月分を廃止するとのことと聞いてます。当区では市支給の4回分と地域委員会支給の16回分に区で32回分を足して毎週お一人住まいの80歳以上の方にお弁当をお届けする活動をしています。2011年11月から現在まで行っており、1度も切らしたことはありません。希望する対象者は必ずしも多くはありませんが一人でもお届けすることにボランティアメンバーは意義を感じています。お弁当をお届けすることは食事の手助けをするということと安否の確認という意味があります。しかも直接お会いして体調や言葉の感じから異常があるかどうかの判断をすることもしています。お弁当をいただかなくてもゴミ出しはお願いしたいという方もいらっしゃいます。
今回この質問をする大きな動機は北杜市の行政の中で福祉という考え方に大いに疑問を持ったことです。市が「お楽しみ給食」の予算を削ることで一般市民の福祉に対する考え方までもゆがめることになるのではないでしょうか。市は本当に福祉の向上を考えているのでしょうか。はなはだ疑問に思います。予算額としてはそれほど大きな額であるとは思えません。ぜひ復活してさらに前進していただきたいものです。
対応内容
お楽しみ給食サービス事業は、北杜市社会福祉協議会への委託事業として、民生委員の協力のもと、市内在住者の80歳以上の一人暮らしの高齢者に弁当と飲料の配布サービスを提供しています。
事業では、地域の民生委員が対象者宅を訪問し、高齢者との面会による安否や健康状態の確認のほか、対話等の機会が設けられることにより、一人暮らし高齢者の孤独感や不安の解消に繋がっています。
事業内容については、令和4年度は、弁当を4回と飲料を1回配布し、合わせて5回高齢者宅へ訪問を行いましたが、令和5年度については、物価高の影響により原材料費等が高騰していることに伴い、訪問回数は変わらないものの、弁当を3回と飲料を2回の配布とするよう内容を変更したところです。
今後につきましても、民生委員の皆様などからの御意見もいただき、人と人の繋がりによる見守りの機会の確保と地域における高齢者の孤立を解消し、高齢者の方が健康で健やかに安心して生活できるよう事業の推進に努めてまいりますので、引き続き御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。
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