かつての雨乞い信仰の対象
雨乞岳は、南アルプスにある前衛の山、甲斐駒ヶ岳の北に位置する標高2037mの山です。
昔、水不足に苦しんだ人々が登頂して雨乞いをしたことが名前の由来と言われていますが、釜無川の源流にあることから、古くは釜無山と呼ばれていました。
以前は登山する人もいないような山でしたが、山梨百名山に選ばれたことと、2006年に整備されたヴィレッヂ白州からの登山道により登山客は増えてきています。
山頂からは、富士山をはじめ、甲斐駒ヶ岳や鋸岳、鳳凰山の眺めを近くで体感できます。
Data データ
- 標高
- 2,037m
- 位置
- 北緯35度49分34秒 東経138度14分08秒
- 山域・山系
- 赤石山脈