市に対するお願い
更新日:
番号:27
趣旨
【北杜市におけるコンパクトシティーの検討と財政の確保は】・・・
北杜市の面積は、東京都23区とほぼ同じ面積を有しているが、人口は東京都の1/180~200の46,000人台である。そのため今後、上下水道をはじめとする地域の維持管理が大変となると思われる。
本年度の北杜市の年間予算は、289億円強であるが、今後も北杜市の人口滅少と少子高齢化が考えられる中、財政面からもコンパクトシティー【住まいと生活機能(交通・商業施設)が近接している効率的な都市を目指す政策】の検討をされたらいかがでしょうか。また、今後も人口減少と少子高齢化が進むと思われる状況下で、財政は大丈夫でしょうか。
【主語や目線は北杜市民で発信してほしい】・・・・・
この二年間、上村市長がいろいろな活動や企業との連携などを行ってきた市政報告に感銘を受けましたし感謝したいと思います。
しかし、残念ながら、北杜市広報誌「ほくと」などを拝見する中で、上村市長の市政活動などをあまり感じとることができませんでした。
できれば、広報誌「ほくと」などで市政活動を発信する場合は、北杜市は、〇〇のことをして成果を上げる事ができた。ではなく、北杜市の皆さん、〇〇は、皆さんにとって、このようなメリットを提供できることになりました。というような、主語・目線を北杜市から北杜市民に置き換えて、発信していただきたいと思います。
このような発信により、北杜市民の皆さんは、市政活動を理解しやすくなり、腹に落とし込むことができると思いますが。如何でしょうか。
【学校に統合について】・・・・
中学校の統合が検討されているとのことお聞きしました。
生徒数の減少により、部活などの活動も制限されることは理解できます。昨年でしたか、小学校も統合されました。
しかし、全国を見てみると同じような環境で統合になりそうな学校が、市町村や地域住民の努力で生徒を増やし、統合しなくて済んだとのニュースがありました。
母校が無くなることは悲しいことです。
統合する前に、北杜市として、地域の皆さんの声や知恵をお聞きするなどして、生徒数を増やすことができないかを検討をしてみては如何でしょうか。北杜市や地域の人口も増えるし、特に若手の人口が増えるのでは、と思いますが。
このような活動をしていかないと、北杜市の人口は増えませんし、若返りもできないと思いますが。
対応内容
はじめに「北杜市におけるコンパクトシティーの検討と財政の確保」についてです。
本市では、これまで北杜市行財政改革大綱に基づき、将来に負担を残さない、持続可能な財政運営を目指し、財政健全化に取り組んできた結果、市債残高の減少及び基金残高の増加など一定の成果があったところです。
しかしながら、少子高齢化の更なる進展、広大な市域に整備している公共施設や上下水道をはじめとする生活インフラの維持管理などを考慮すると、財政状況は決して楽観できるものではないと考えております。
今後も引き続き、令和3年度に策定しました「第3次北杜市総合計画」「新・行政改革大綱」に基づき、事業の「選択と集中」、「重点化」を基本とした新たな行政基盤づくりに取り組み、限られた財源の有効活用と健全な財政運営に全力で取り組んでまいります。
つぎに、「主語や目線は北杜市民で発信してほしい」についてです。
広報ほくとは、地域の出来事や、行政で行っているサービス、市政方針などを、市民の皆様へわかりやすく、正確にお伝えすることを目的に作成しています。また、市民の皆様にとって読みやすく、有益な紙面となるよう継続的にアンケートを実施しています。ご指摘を踏まえ、より市民の皆様に寄り添った広報紙を目指し、市民の皆様の目線を心がけ、さまざまな発信をしていくよう努めてまいります。
最後に、「学校の統合」についてです。
市では、子どもたちの人数が減少する状況の中、中学校の小規模化によりクラス替えができないため、多様な人との人間関係が育まれにくい。部活動の数や種類が制限される。また、学校単独でのチーム編成ができない等の課題に加え、人口減少社会における持続可能な学校経営などにも課題意識をもち、次代を担う北杜の子どもたちにより良い教育環境を提供することを目的に、中学校の適正規模化等の検討のため、令和元年度に北杜市立小中学校適正規模等審議会を設立し、市内小中学校の適正規模について諮問、審議を行い、令和4年3月に適正規模等審議会より答申をいただいたところであります。
今後は、今回いただいた答申を踏まえ、市民の皆様の声を聴きながら、地域性や既存施設等の状況を勘案し、総合的に検討していきたいと考えております。
また、少子化の課題を克服するため、「子育てするなら北杜」宣言をするなかで本年度から、子育てに係る経済的負担の軽減を図るための「子育て応援金」や、結婚から妊娠、出産、子育てまで切れ目のない支援のための「北杜版ネウボラ」の推進、さらに、親子が気軽に集い、幼児から高齢者まで多世代が交流できる子育て支援の拠点として、屋外に遊具を備えた「こどもパーク」と、屋内の遊び場となる「こどもランド」の整備を進めているところであります。
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