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放課後児童クラブについて

更新日:

番号:32

趣旨

放課後児童クラブを利用していますが、継続入所なのにも関わらず毎年新規入所と同様の書類を提出しなければならず困惑しています。保育園の時もそうでしたが、もっと書類は簡略化できないのでしょうか。入所の理由は継続なのですから毎年同じですし、毎年全く同じ内容のことを入所の期間や子の学年だけ書き換えて提出させるのは不親切です。継続の場合は、就労証明の確認だけではいけないのでしょうか。こどもを養育するために働いているのに、子どもの帰宅時に家にいない事への罰として書かされているのではないかとすら感じます。また、保育園では「仕事が休みの日は利用出来ません」とまで厳しい規制はなかったように思うのですがどうして児童クラブはそのような規制があるのでしょうか。児童館はコロナで閉まっている期間も長くありましたし、ファミリーサポートセンターは別途登録や利用料がかかり貧困世帯では利用出来ません。育児ノイローゼになりそうな時、こどもと離れられる時間があることがどれだけ助けになったか保育士さんには感謝してもしきれません。児童クラブとファミサポの連携など柔軟な預かり体制の構築はできないものでしょうか。北杜市は子育て環境の良さをうたっていますが、子どもが歩いて通える範囲に学校がなかったり、より近くの学校への学区外通学を望めばスクールバスは利用出来ないと言われ、子育て移住を推進している割に放課後の居場所が必要な児童クラブは必ず入れるわけではなく移住で近親者は居ないと言っているのに保育園や児童クラブの入所の度に祖父母の健在を執拗に確認したり、核家族や移住者の増加、少子化による学校の統廃合など時代が変化しているのに制度が追いついていないように感じます。文部科学省のウェブサイトには通学距離短縮を理由とした就学校の指定変更も紹介されているし、韮崎市や甲斐市など県内近隣の市町村の児童クラブ入所書類を見ても同居していない祖父母の所在を執拗に書かせるような記載は見当たりません。「こどもにとってもっともよいことを」とは日本も批准している子どもの権利条約の原則です。時代にあった、現代のこどもにとってもっとも良い環境。そして、子育てする人にとってより使いやすい制度へのアップデートをしてください。

対応内容

まず「放課後児童クラブ」の対象児童については、保護者等が就労等で保育に欠ける児童を対象としております。北杜市においては、保護者等の範囲を、同居と近隣に居住する父母及び祖父母とさせていただいております。これにより、毎年入所申請をしていただき、保護者等の就労の状況を併せて提出して確認させていただいております。
勤務先の変更、勤務地の変更、勤務時間の変更など、就労に関する変更はその都度にも変更届の提出を依頼しておりますが、年度更新のこの時期に改めて入所要件を満たしているか確認させていただいております。また、祖父母の所在状況についても、保護者等の範囲の中で毎年確認させていただくことになります。
最後に、放課後児童クラブは、保護者が就労等で保育に欠ける児童を対象に受け入れを行っておりますので、保護者等の仕事が休みの際にはご家庭での保育をお願いしたいと考えますのでご理解をお願いいたします。
就労等により放課後の児童の保育ができない子育て世帯の支援として、審査をした中で要件を満たす児童について受け入れができる体制を確保するため、支援員等を確保し人材育成に努め、安全なクラブの運営に努めてまいります。また、放課後児童クラブ保育料も低価格に設定し、子育て世帯の経済負担の軽減も図っておりますので、放課後児童クラブの運営にご理解とご協力をお願いしたします。

市では11月1日に「子育てするなら北杜」を宣言いたしました。安心して子育てができる環境の整備に今後も努めてまいります。今回、いただきました貴重なご意見を参考とさせていただき、今後の検討に生かしていきたいと考えております。

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